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成人式までにやるべき振袖選びのコツ!

着物を着た女性

成人式とは

成人式は、20歳になったことを祝う儀式であり、冠婚葬祭の「冠」が意味するものです。
成人の儀式そのものは古い歴史があり、武家の男子の場合は元服、公家の女子なら裳着(もぎ)という通過儀礼が奈良時代から存在していました。
これらの儀式は12~16歳と当時は20歳を待たずに行われていました。

今のような成人式のスタイルは、1946年、戦後に埼玉県で行なわれた「青年祭」にあった、次の世代を担う青年たちを励ますための「成年式」が始まりと言われています。
そして1948年には、成人の日が国民の祝日として制定となります。
以前は1月15日が成人の日と定められていましたが、ハッピーマンデー制度によって、現在の1月の第2月曜日に変更されました。

振袖とは

振袖の起源は江戸時代と言われており、当初は袖の長さが55cm程度でしたが、時代とともに、少しずつ長く変化してきました。
江戸時代前期には、未婚女性の衣装として振袖が流行し、明治時代になると、かなり長くなり、色や柄も華やかになって、未婚女性の正装として定着することになります。

振袖の特徴は、袖の長さにありますが、長さの違いで3種類に分けられています。
小振袖・中振袖・大振袖の順に長くなり、それぞれ約75cm、約95cm、約113cmとなります。
成人式に用いられるのは主に中振袖でしたが、現代人は身長が高い人も多いため、そのサイズに合わせて大振袖を選ぶ人もいるそうです。
成人式の写真撮影は、当日は混み合いますので、スタジオで前撮りをすることをオススメします。

振袖を選ぶときのコツ

最近では振袖をレンタルするのが主流となっていますね。
種類も豊富で、クラシックなものから、現代風にアレンジされた様々なデザインまで、幅広いラインナップとなっていますので、どのように選んだらいいか悩むという方も多いでしょう。
そんな時には、選び方のポイントを知っておくと、絞り込みやすくなります。

まず色ですが、血色を良く見せてくれる赤やピンクがオススメです。
ただし、イエローベースの肌の場合は黄色味が入ったもの、暖色系がオススメで、ブルーベースの肌の場合はパステルカラーや寒色系の色を選ぶと良いでしょう。
体型がぽっちゃりさんの場合は、少しダークな色味だとシュッとしまって見えますよ。

振袖の柄は、クラシック、レトロ、モダン、様々なものがありますが、最近では大きめの古典柄が流行っているのだとか。
モチーフには王道の花、鳥、そして扇など、1種類ではなく様々なものが入っているものが人気です。
これらを踏まえて、振袖レンタルショップで下見をしたときに、どんな自分になりたいかをイメージしてみましょう。
自分で決めれない場合は、ご両親の意見を聞いたり、着付けの先生や、お店のスタッフに相談しながらアドバイスをもらって選ぶと失敗しないでしょう。

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