学生マンションのメリット・デメリット
学生マンションとは
最近は一般的な賃貸マンションではなく、学生マンションを選ぶ学生が増えています。
学生マンションとは、名前の通り、学生限定で入居できるマンションを指します。
契約の際に学生証や合格証書の提示が求められ、学生であることを証明する必要があります。
学生の時に入居して、そのまま卒業後も住んでいるケースもありますが、基本的には学生専用マンションと考えてよいでしょう。
学生マンションは、学生が使いやすいようなサービスを提供しています。
今後学生マンションに住みたいと思っている人のために、その魅力やサービスの内容、そしてデメリットについても紹介したいと思います。
学生マンションのメリット
なんと言っても学生マンションの魅力は、「学生しかいない」という点です。
同年代の学生ばかりが暮らしていますので、寮のように和気あいあいと楽しく過ごすことができます。
また、同じ大学、または近くの大学に通う学生が集まりますので、都会にありがちな隣人の名前も顔も知らない、という不安を感じることはないでしょう。
また物件の中には、ただの学生限定でなく「○○大学生限定」というマンションも存在しています。
例えばこちらは青山学院大学生限定のフロアがあるマンションで、学校へは乗り換え無しでわずか20分という通学しやすさ!さらに、綺麗な施設で、より親睦を深めることはできる交流スペースも魅力的です。
出典:青山学院大学生のための学生マンション|学生マンションドットコム
他にもオートロックなどのセキュリティー面に力を入れている物件や女性専用マンションなども登場しています。
これなら初めて一人暮らしをする学生のご両親も安心できますね。
学生マンションの多くは設備も大変充実しています。部屋にはすでにケーブルテレビやインターネット回線が引かれていますので、面倒なプロバイダ契約や手続きも不要。しかも無料ですので、入居してすぐに利用できることも大きな魅力でしょう。
さらに、水道や電気のトラブルは管理会社が24時間体制で対応してくれるので、なにかあったときでも自身で対応する必要がないのもいいですね。
学生の一人暮らしの不安を極力なくし、より快適に過ごせるサービスを提供してくれる、それが学生マンションのメリットです。
さらに、賃貸料も学生価格になっていていますが普通のマンションの賃貸だったら優に10万円は超えてしまいます。リーズナブルな価格に抑えられることも大きなメリットだといえます。
学生マンションのデメリット
学生マンション以外のアパートや学生寮と比較した場合、充実した設備備わっている学生マンションは割高だといえるでしょう。これは、利便性や快適性や安全面どれを優先するかで選択が変わります。
また、学生ばかりが暮らしていますので、活気に溢れていると言えば聞こえがいいですが「騒がしい」くなりがち。しかし管理体制が整っていて、学生の風紀が乱れないように管理されているところが多いです。
また、きれいで、便利な場所にあるが学生マンションであれば、大学の友人が自然と集まることが予想されます。そうなると遊んでばかりで、勉強がおざなりになってしまったり、部屋にいつも誰かいて、気が散ってしまったりということも起こりうるでしょう。このことに関しては、学生マンションのデメリットというより、環境が引き起こすデメリットと考えられます。
いずれにしても環境がよく、きれいで過ごしやすい。
さらに、学生ならではのサービスと賃貸がついてくる学生マンションはすぐに埋まってしまう人気の物件です。ぜひ一度はチェックしておくとよいでしょう。