暮らしの中で節約する方法
学生の一人暮らしではお金がいくらあっても足りませんよね。実家暮らしの学生でも足りなくなってしまう人もいるでしょう。
そんな学生でも簡単にできる節約術で、数十万円の貯金を目指してみてはいかがでしょうか。
お金の管理
お金の把握ができていないと、節約してもどれだけ節約ができたのかわからない状態になってしまいます。
きちんと数字の管理ができていると、節約できた金額が見えやすくなり、やりがいにもつながるのでこまめに管理しておきましょう。
レシートを集めよう
コンビニやスーパー、飲食店で食事したレシートなどを店員さんからもらってもその場で捨てていませんか?
レシートは残しておくだけで、自制させる効果があります。買い物をしたら必ず財布に入れて保管しておきましょう。
日々のレシートを溜めておくと、月末近くになると財布がレシートでパンパンになってきます。大量のレシートを見て、不要なものを買っていたのではないかと振り返ってみることが大切です。
また、月末には何を買ったのか確認してみましょう。よくよく考えてみると不要だったと感じるものが出てくると思います。振り返るだけでも、次月は購入する前に本当に必要なのか考えられて、判断ができるようになりますよ。
支出の固定費を見直す
固定費というのは、家賃や光熱費、通信費、保険、車関係、習い事など、基本的に支払金額が変わらないものを指します。
逆に変動費と呼ばれるのは、食費や日用品代、娯楽費、交際費、嗜好品など、最悪の場合に準備金額を減らしても問題がないものです。
固定費の中でも大きな節約になるのは、家賃です。食費などの数百円の節約だとあまり実感がわかなくて、ただ辛いだけになってしまいますが、思い切って家賃の安いマンションへ引っ越すことで、1月に数千円~数万円の節約ができます。
月に5,000円の節約ができれば、1年間で6万円も節約ができます。家賃などの毎月かかる固定費を見直すといいでしょう。
給料は先に貯金する
月末に余った分を貯金しようとする人は、かなりの確率で失敗します。
バイト代や仕送りしてもらったお金は、受取ってすぐに仕分けしましょう。貯金額は多くなくていいので、5,000円でも最初に別の口座へ振替しておくとベストです。できるだけ普段は使わない通帳に入れるようにしておくことで、毎月使うことなく貯金できますよ。
先に貯金をすることで、無駄遣いが減って節約ができるようになります。少ない手持ち金額でもやりくりが上手くなるので、後回しせずに先に振り替えするようにしましょう。
先輩や家族の手伝いをする
先輩や家族の手伝いをすると、高い確率で食事に連れて行ってもらえたり、ジュースやお菓子などの差し入れがもらえたりします。
手伝いの内容によっては、お小遣いをもらうこともあるかもしれません。
1日分の食費が浮くだけで節約になるので、バイトのシフトない日や用事がない時は、周りの大人に手伝えることはないか確認してみましょう。
事前に事情を話しておくと、手伝いの報酬がある前提で進められるので安心です。手伝ったあとに何もしてもらえなかったなどという失敗がなくなるので、事前に話しておくと良いでしょう。
毎週お小遣い制にする
給料や仕送りで受け取ったお金は、4つの袋に分けて1週間ずつそのお金でやりくりするという方法です。
もらった時のテンションのまま買い物へ出かけてしまって、ほとんど散財してしまったことはありませんか?そういった衝動的な出費を防げるので、浪費癖がある方は試してみるといいかもしれません。
毎週お小遣い制で気をつけることは、変動費だけで考えることです。固定費を含めて分けてしまうと、家賃の引き落としの週は全く何も買えない状態になってしまいます。固定費分を抜いてから分けると負担なくやりくりできるのでオススメです。
実家へ帰る時はエコしよう
学生は平均的に年に2回、夏のお盆と冬の年末年始に帰省しています。
年に、たったの2回ですが、毎月の出費とは別に交通費やお土産などの雑費が増えるので、できるだけ節約したいところですよね。
実家への帰省は時間があるなら鈍行電車を使ったり、長距離の場合は夜行バスを使ったりするだけでかなりの交通費が節約できます。
親戚や兄弟が集まってくるタイミングに帰れるのであれば、車で来ている家族に途中でピックアップしてもらうといいでしょう。実家へ直行しなくても、中間地点の親戚の家で一泊してから実家へ一緒に行くなどの方法もあります。家族には甘えられる時は甘えておくといいですよ。
クレジットでポイントを貯める
クレジットカードに抵抗のある方はたくさんいると思いますが、キャッシュレス還元がある間だけでもクレジットで支払いを検討してみてはいかがでしょうか。還元ポイントが終わってしまっても、クレジット会社によっては使用した金額に応じてポイントを付与してくれます。
いつも普通に現金で支払っていた固定費をクレジット払い変更にするだけで、すぐにポイントがつくこともあります。貯まったポイントで支払いができたり、ネットショッピングで使えたりなど、活用方法はさまざまです。人前でポイントを使うのは恥ずかしいという人でもネットショップなら安心して使えますよ。
脱コンビニをする
ふと何かが欲しいと思った時に、コンビニへ行っていませんか?
コンビニへ行くと、目的以外の商品も気になってしまって、不要なのに購入してしまいます。目的以外の物は購入しないという強い意志を持ってコンビニへ行くか、週末にまとめてスーパーで買い物するなどして、コンビニへ行く回数を減らしてみましょう。
コンビニへ行かなくなるだけで、月に5,000円~1万円ほどの節約ができたという人もいますので、試してみる価値はありますよ。
ゲーム感覚で上限金額を決めて買い物する
日用品や嗜好品、食料品など買い物をする時に上限を設けるのがおすすめ。
例えば、今日の買い物は3,000円までと決めて、買い物かごに商品をドンドン入れていきます。頭で金額を足し算していてもピッタリを目指すのは至難の業です。その分、ピッタリだった時の喜びは想像以上。
ピタリ賞やニアピン賞など、自分へのご褒美をつけて楽しんでみると、節約を気にして買い物する苦痛から逃れられるかもしれません。
意外に高い携帯料金の見直し
モバイルルーターを使ってみる
家にWi-Fiがない場合はモバイルルーターを使ってみる方法があります。
◯◯放題などのパッケージに加入して月額が高くなっている人は、小さいパケットに変更した方が安くなる可能性があります。カップルや家族がいる場合はルーターを複数名でシェアするとかなりの節約になるので見直してみるといいでしょう。
モバイルルーターを使ってもあまり変わらない人もいるので、ルーターを購入する前に携帯料金について詳細に確認しておきましょう。
格安SIMに変えてみる
大手キャリアから格安SIMへ変えたら、月々の支払いが半額になったという人がいるのはご存知でしょうか。
一般的にdocomoやau、SoftBankを使っていると月々8,000円~1万円ほどの携帯代を支払っている人が多いと思います。格安SIMでは月々3,000円~高くても6,000円ほどなので、年間で考えると大きな節約ができます。通信が遅いなどのデメリットはあるかもしれませんが、モバイルルーターを持ち歩けばどこでも速度に悩まされることなく安定して使用できますよ。
家の中での節約
普段の生活の中でも、少しの意識で節約できることがあります。
例えば、エアコンや暖房をつけっぱなしにせずに、扇風機や電気ヒーターにするだけでも電気の消費量は抑えられます。水道代は洗濯を週末にまとめてすること節約できるので、光熱費に関わる行動を見直すことが節約の近道になることも。
また、学校やバイト先へお茶や飲み物を持参するだけでも節約になります。ケチ臭く見えるのは避けたいという方は、家で淹れたコーヒーや紅茶をタンブラーに入れて持ち歩くだけでもいいでしょう。
他には、日用品はできるだけ詰め替え用を買うようにしましょう。シャンプーや洗剤など、良く使うものはボトルで買うよりお得です。ボトルのゴミが減らせるという利点もあるので、コスパよくエコにもなりますよ。
学生でも年間数十万円の貯金ができる
節約は毎日の積み重ねが必要ですが、すぐに大金が入ってくるわけではないので途中で飽きてしまう人も多いかもしれません。
コツコツした努力を続けた結果、学生でも年間30万円の貯金ができたという人もいます。さらに、卒業までには100万円以上にもなる人も。
節約したあとの目的は人それぞれですが、生活費を無理やり切り詰めるのではなく、楽しみながら節約していくことが継続するコツです。自分に合う方法で試してみてはいかがでしょうか。