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大学か就職か、いつから進路を考える?

ビル群

高校卒業後に進む道

高校で進路を考えるのは、いつぐらいから始めるべきなのでしょうか?
大学に進学する道もあれば、大学へは行かずに就職するという道もありますよね。
その後の人生を大きく左右するかもしれない選択となりますので、慎重に考える必要があります。
現代社会では、進路も多様化しており、高校卒業後に留学したり、起業したり、フリーランスで働くなど、選択肢も人それぞれですが、ここでは、大学進学か就職かに絞って紹介したいと思います。

進学する場合に進路を考える時期

高卒後の進学には、大学をはじめ、専門学校、職業能力開発総合大学校などの選択肢があります。
実は、高校2年生の間にどこに進学するか決めているのは、3分の1程度という調査結果があります。
残りの3分の2の生徒は、高校3年生になって以降も決まっていないことになりますが、じゃあ高3になってから決めてもいいのか、と安心してはいけません。
確かに、高3になってから志望校が変わることはよくある話ですが、進みたい分野を決めるのは、高校2年生の間に決めておく必要があります。

その理由は、それまでに決めていないと、十分なセンター試験の準備ができなくなるためです。
決めておくのは、進みたい学科や取りたい資格、大学でどんな勉強がしたいかという学問の種類になります。
理系学部で好きな実験をやりたい、留学したいので交換留学制度がある大学へ行きたい、という感じで、詳細まで決めなくても大丈夫です。
高3になる前に決めておくことで、情報収集にかける時間が多くなりますので、十分に準備期間を設けることができるようになります。

就職する場合の進路を考える時期

高校生の就活は、大学生の就活イメージと違い、あまり自由度は高くありません。
そのため、進路を決める時期を見誤ると、「就職したい」と思ったときには手遅れになることがありますので注意しましょう。
ただ、進路を考えるのは高3に入ってからでも大丈夫なので、大学進学よりは考える時間があります。
高校生の就活にはルールがありますので、高校生の就活スケジュールに合わせて準備を行います。

まず高3の6月上旬には求人申込み説明会があり、6月20日頃にはハローワークの求人申込みの受付が開始となります。
そして7月から企業の求人票が解禁されますので、本格的に就活を行うことになります。
つまり、7月までには就活の準備を整えておく必要があるということになりますね。

7月までに、就きたい職種を3つ程度にまで絞り込んでおきましょう。
もちろん、高卒で就職を受け入れている業界や職種の情報を、しっかり把握しておくことが大前提です。
自分はどのような人間か、自分なりに自己分析をして、長所や短所を明確に理解しておきましょう。

まだまだ先のこと、ではなく、将来の夢や、就きたい仕事について、ぼんやりとでも考えてみてはいかがでしょうか。
実際、進路に関して考えるのは、早ければ早いほど良いと思います。
その方が準備できる時間が増えますので、受験対策や就活対策を計画的に行えます。

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