
合宿免許で自動車免許を取得するメリット・デメリット

合宿免許とは
自由な時間がある大学生のうちに免許を取っておけ、とよく言われますね。
僕の周りにも「合宿免許」で車やバイクの免許を取ったという話をよく聞きます。
確かに社会人になると、まとまった休みはお盆か正月休みしかありませんので、合宿免許に行くのは難しいでしょう。
合宿免許とは、教習所が用意した宿泊施設で寝泊まりしながら、教習を受けることができるプランです。
地方や郊外にあることが多く、短期スケジュールで集中して教習を受けますので、卒業までの時間が短くて済み、教習料金も安いことが特徴です。
合宿免許のメリット
合宿免許の最大のメリットは、「安さ」と「時間」です。
先に説明したように、合宿免許はすでにスケジュールが組まれていますので、効率良く教習を受けることができます。
短期間で卒業できるため、料金も安く済むというワケです。
普通自動車免許ならAT車で14日、MT車でも16日程度、自動二輪免許なら9日程度という、通いの教習ではありえない早さで卒業できます。
毎日教習を受けますので、運転の感覚を身につけやすいのもポイントですよね。
通いの場合、教習の間隔があいてしまうと、運転した感覚を忘れてしまうこともあるそうですから。
さらに、合宿免許は、滞在中の宿泊費や食費などはすべてパック料金になっています。
通学型の教習所に比べて安い上に、宿泊・食事・光熱費なども含まれているというから驚きですよね。
合宿免許で検索するとわかりますが、観光地や温泉地、テーマパーク、避暑地などの近くにある教習所には、休みの日には観光や遊びに行けるプランも豊富にあります。
あるいは、美味しいご当地グルメやスイーツ、シェフが作る絶品料理など、それぞれに工夫をこらしたお得なプランも。
友達同士誘い合って行けば、グループ割や学割、早割などを使ってもっと安く利用することも可能です。
合宿免許のデメリット
合宿免許は、先に説明したように、まとまった時間がとりやすい学生向きなのですが、仕事や授業がある人にとっては、休まなければいけないことがデメリットになります。
みんなが休みになるお盆や正月、春休みに集中して混み合いますので、料金設定も高めになっておトク感も減ってしまいます。
ピーク時を外すと会社や学校を休むことになりますので、どちらをとるか悩むところですね。
また、合宿免許が始まると、しばらく帰ることができません。
1人暮らしの場合、ペットを飼っている方は、誰かに預けたり、ペットホテルに預ける必要があります。
宿泊施設は教習所によって異なりますが、相部屋や大部屋の場合は、1人きりになれる時間がないこともデメリットに感じるかもしれませんね。
それが楽しいという方もいれば、個室がいいという方もいますので、その場合は自分の好みに合わせたプランを選択しましょう。